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2023.01.10 (Tue)

【2022.11・MA】表情筋の働きについて一つ以上選んで説明せよ

2022年11月MA(動きの解剖学)の授業テーマは表情筋でした。

このゾーン、私の中で大ヒット、、いや、ホームランでした!!!

アンブシュアに直結の筋肉たちだから、というのもありますが、筋肉の名前が漢字そのままで働きや位置がわかるのでマジ最高でした(笑)
こんなに一撃で覚えられたゾーンはここだけです(´д⊂)

例えば

下唇下制筋、、、、絶対したくちびる下げるっしょwww
上唇挙筋、、、うわくちびる上げるねぇww
口輪筋、、、クチ、ワッカ、オッケー!!!

部位はわかるけどツッコミ入れたくなったのは後頭前頭筋
……どっち!!!!(笑)

想像つかなかったのがオトガイ筋、、、はぁ???カタカナやめろ!!


そして、主な骨も3つでとてもとっつきやすい!!

頭蓋骨
下顎骨

思いもよらず舌骨

表情、と言うより咀嚼の域かもしれませんが、この辺りに舌骨が絡んでくるというのがかなりアツい展開を巻き起こしているように感じました!!


…はしゃいだ感想はこのへんにして、いくつかピックアップして語りたいと思います。



●口輪筋

クチ、ワッカ、オッケー!!!と思っていましたがそんな単純なものではなく、表層と深層で働きが違います。

表層は、口を閉じる・突き出す。
深層は、唇を歯に押し付ける。

表層はなんとなく想像つくし役割も理解できるけど、深層の「唇を歯に押し付ける」って思いもよりませんでした。
発声に重要な働きをするとのことですが、アンブシュアを作るのにはよく使っている機能だと思います。

私は、上唇の深層がいまいち作動してない時があるようで、ちょっとお声がけが必要なメンバーです(笑)


●頬筋

自分の中では働きが意外なものでした。というか、未知。

上唇持ち上げる系の面々(上唇鼻翼挙筋、上唇挙筋・小頬骨筋)と、口角を引っ張る系の面々(大頬骨筋・笑筋・口角挙筋)よりも深層にいて、咀嚼の時に頬を圧迫するのが仕事です。咀嚼中、食べ物を歯の内側に戻す感じですかね。

この機能は演奏にも使っていて、人によるかもしれないけど私の場合はリップスラーの下降時に働いてほしいけどボーっとしていることの多いメンバーです。


●口を開けるということを説明せよ

と言われましても、、下アゴを下げる?歯と歯の間を開ける??ぐらいしか出てきませんでしたが、下顎(かがく)が舌骨に寄るというのが映像まで目に浮かぶほどの言い換えに感じました。

下顎と舌骨をつなぐ筋肉の収縮で寄りますが、今の私はそれらの筋肉を覚えようとは思いません。
お節介にもアンブシュアを作るときに働いてしまい、口の中が広くなるわ下顎の自由度は下がるわで今のところちょっと迷惑しているので(笑)

私が今、下顎に寄って欲しいのは頬骨、、いや…??
下顎を頬骨に寄せる筋肉は無さそうだ。(頬骨から始まっている筋肉たちは骨ではなく口輪筋とか皮膚につながっていて、下顎骨に停止しているものが見当たらない)
じゃあ、頭蓋骨か?
いや。そうすると側頭筋、咬筋などが働いて噛む感じになるのでそれもまた違いそうです。

、、、誰がどこに寄る、というより、つながりを知っていること、自分の奏法において働きが弱いところを知っていること、で良いのかな。


とりあえず私は、歯に押し当てる系のメンバーがいることすら知らなかったし、だからなのか、その人たちはちょっとインドアなようなので、毎日挨拶だけでなく「今日も寒いですね」ぐらいの会話はこちらからしてあげようと思いました(笑)


以上。



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2023.01.07 (Sat)

【口述課題】アレキサンダー・テクニークを説明せよ

はるか昔。
2022年、10月のことでした。

(レポートを書いていなさすぎるからここでしか私の挙動を知らない方にとってはやめたと思われているであろう)アレキサンダーテクニークの学校の口述試験がありました。

この試験は半年に一度のドキワクイベントで、私は4月以来2度目の受験となりました。

通い始めてちょうど一年。
ちゃんと通っているのに口述試験の内容を反芻することしか書かず、いったい何をしているのでしょうか。

…ご想像にお任せ致します(笑)

インプットばかりでは身につかないと思うので、今年は文字でのアウトプットもやって、ムッキムキのアレキサンドロスになってやろうと思います。


今回は2022年10月の口述試験課題【1.ワークショップにおいて、アレキサンダー・テクニークについてどのように説明しますか?】を答えるにあたり、調べたことと考えたり思ったことを書き残し、レポートとして提出致します。



●なぜこのような課題が出たのか?(考察のみ)

音楽の教師になろうという時の試験に「音楽、について説明せよ」とは言われないし、求められもしないでしょう。
なのにここでは聞かれる。なぜか。

・一般的に名前を聞いて共通のものが想像できるほど「アレキサンダー・テクニーク」と言う名前が、タグの役割をまだまだ果たせていないから。
・広辞苑に載るような一撃必殺の文言が無い。なくはないけど初見の人はそれで「へぇー!そうなんだ!!」とはならないから。
・「なんかわかんないけどよかったよ」という口コミから入り、実際にレッスン受けてみて、確かによかった。その人がまた「なんかわかんないけどよかったよ」と言うことにより、怪しさが無限大になるから。
・説明しづらいものだからこそ、あえて説明する訓練。(ティーチャーコースだから)
・説明することでよく見ることになるから。

かな?(笑)


●アレキサンダーさんと、その始まり

FMAlexander.jpeg

この人です。
Frederick Matthias Alexander(フレデリック=マサイアス=アレクサンダー)
140年ぐらい前の実在の人物です。オーストラリア生まれ。
俳優さんで、若手有望株としてブイブイいわしておりましたが、舞台に立つと声が出なくなってしまう系の不調に陥ってしまいました。誰に聞いても治らないので自分でどうにかするしかねぇと、鏡の前に立ち、セリフを言う自分を観察し始めました。

そうしていくうちに気づいたのです、、、

「あれ?声出なくなる時、首が縮まってるなぁ。」

逆に

「頭がふわっと浮いている時(頭蓋骨が脊椎の上でうまくバランスしてる時)、声出やすいなぁ。」


…これがアレキサンダー・テクニークのエピソード0です。


いや~、、、
日本だったらギリ妖怪の仕業とかにされていたかもしれない時代に、観察と分析をし抜いて改善に向かったのマジすごいっす。


その気づきから発展し、

・頭と脊椎の関係性を整え、バランスをとり続けることで体が動きやすくなる。
(首の後ろの方に力を入れて固くしたまま立ちあがろうとすると難しいけど、楽にすると普通に動ける。等)

・体が精神に及ぼす影響(動きをゆっくりにすると落ち着いてくる。等)、精神が体に及ぼす影響(好きなことについて喋ると表情筋たちが活発に働く。等)を紐解いていくことで次の一手を導く。
ex:速い曲のソロの本番前、そわそわしちゃって(精神)スライドとタンギングが合わない(体)から、(次の一手)ゆっくりのグリッサンドをゆっくり長くやって(体)落ち着いていこう(精神)。とか

というところに行き着きました。

説明としたら、この辺りを話すかなと思います。


日本アレクサンダー・テクニーク協会のページわかりやすいですね。

あと、Wikipediaのアレキサンダーさんのページには一文で『運動と思考における反応的で習慣的な制限を認識して克服する教育プロセス』と書いてありました(笑)
一撃必殺まではいかないけど、言わんとしていることはわかります。
(Wikipediaに関してはそこ以外は読んでおりません。)



●私の見解は

上記のような史実を学び、レッスンも受け、特に演奏において恩恵を受けている今、私はアレキサンダー・テクニークとは道理であると思っています。
不思議な力でもなんでもなく、とんでもなくシンプルに道理。
シンプルすぎて説明がしづらい(笑)

熱湯をかぶると火傷する。
食べすぎるから太る。
寒いから着る。
鼻が詰まっているから口呼吸。

ぐらいシンプル。
楽器や、極めたいものになると、そのだいぶ手前にあるシンプルなものが見落とされてしまいやすいですね。
「そりゃそうなるわ。」だったり「だからこうなるのか!」だったり、うまくいくのもいかないのも理由がある。
さらに、うまくいかない方を選んでしまうのにも、理由がある。
良い悪いではなく、ただ、理由があるだけ。

そして、道理、というのは言い換えれば「ソースのはっきりした励まし」にもなると思うのです。

「あなた頑張ってるから大丈夫だよ!」だけでは、落ちている時には太刀打ちできません。
何が大丈夫なんだよ!!頑張ってもダメだったんだよクソが!ここから立ち去れ!!!ぐらいのことを思ってしまうこともあるでしょう。

しかし、何に落ちているかを見極めた上で道理を提供することができれば「だからこうなるのか!」から、「つまり大丈夫以外の何者でもない」になったり、「ということはこうしたらいけるかも」というアイデアが出てきたりと蘇生にもつながると思うのです。


かく言う私も、教わり学んだ道理たちに何度も励まされて何度も蘇生した一人です(笑)


以上。


ちまちま書こう☆2023 開幕!!
1.22 改

あけましておめでとうございます!



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2022.11.28 (Mon)

ログインできない間、塵積もってた

うわぁぁぁぁ…
意を決してブログ(レポート)書くぞと思ったらまさかのログインできずww

こんなに書かなかったのさすがに初めてか?
きっと、これ以上書かないでいると、消滅するんでしょうね。このブログ自体が。


おーーーこわwww


4月から書いていなかったわけですが、11月の終わり現在、なんだか珍しい一年を過ごしたように思います。

今年ほど自分の練習を二の次にして生きたことはなかった。
もう少し練習の比重は上げたかったけど、でも、嫌な気はしていない。(12月は吹きまくるぞ!)

すがる、というか、しがみつく、というか、そうしていないといけない気がする的な、そういう部分が削がれた。
削がれたことが良い事かと言われれば、視点は様々だと思うけど、私にとっては良かった事だと思う。

代わりに入ってきたものは勉強と指導の仕事と、それによって派生した今までやった事ないこと(笑)

特筆すべきは

【夏、指導校の指揮者がソレで代振り騒動】
結局は音源審査になってしまったから、私は聴衆の前で振ることはなく秘密兵器のまま終わりましたが、その音源では振らせていただきました。通ってよかった。

【アレンジ】
今まで自分が吹くためだったり、自分もメンバーの場合は書くこともありましたが、完全に他人が演奏するためのアレンジはしたことがありませんでした。しかもコンクール。
小学生バンドフェスティバルという、マーチングあり、ガチ座奏あり、混合ありな、もう言ってしまえばカオs…幅の広いコンクールのためのものでした。
その小学校の校歌を金管7+ドラムで40秒のボサノバに、なんとかしました…
さらに、メインの曲にはアドリブソロ風のソロをぶっ込み、小学生に吹いてもらいました。ちゃんと大阪城に響きましたww
相手は小学生とはいえ、人様のアドリブを書く日が来るだなんて思ってもみませんでした。



だいぶざっくりですが、その辺りです。

両方ほぼ初めてやったことでしたが、今までやっても全然モノにならねぇなぁというものや、苦しみながらだったり嫌々だったりしながらやってきたこと、暗い過去の経験総動員で、全て役立ってくれたように思います。

辛いことを耐えることが正義とは思わないけど、耐えても耐えなくても、それはいつかの何かの結果の伏線でしょうか。

自分に作用するとは限らない。人のために作用する。というか、人のために何かしようと思う自分に作用する。


まぁ要は、全然使えないと思っていたけど、いざという時に使える程度には身になってたんだなぁ、でした(笑)


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2022.04.09 (Sat)

【口述課題】演奏に役立ちそうな解剖学的知識をわかりやすく説明せよ

2本目のレポートも口述試験の課題の文章化DA!!
大事な口述試験を2in1みたいに使ってすいやせん!!!でもレポート書くとっかかりには最適でした!!!!(笑)

1本目に書いた『AT原理の任意の一つを自分に絡めて説明』(←ざっくり)と、もう一つ課題がありました。

自身の専門分野において役立ちそうな解剖学的知識についてわかりやすく説明せよ

この課題文の中で私が大事にしたのは『役立ちそうな』と『わかりやすく』です。

というか、説明に使えるほどの解剖学の知識量がありませんでした(笑)
今、学び始めの私が、骨や筋肉の名前を使うと逆にわかりづらくなりそうでした。
骨や筋肉の名前も使い慣れたボキャブラリーの一部にしておかないと、単語を説明したいのか、その単語を使ってもっと先のことを説明したいのか、見失ってしまいそうです。

私の中で、新しいことを学び始めた時は『それについての冗談を言える』のを目標としているところがあります(笑)
冗談って、本当に理解していないとつっこまれたら返せないし、人を不快にさせてしまうし、とにかくつまらなくなると思うので…というのはまた別の話(笑)


なので、解剖学的知識と言われているのにも関わらず、思い切って(半ば諦めも少々)骨の名前も筋肉の名前も出さず(出せず)に呼吸について説明いたしました。


どうやって話したかは忘れてしまいましたが、

・骨は硬いから動かないかと思いきや、動く。(関節が)
・骨と骨が出合うところ、折れ曲がるところが関節で、そこは全部動く。
・動かなそうな背中も、その関節がめっちゃあるからめっちゃ動く。
・内臓も固定されているわけではなく(※人体模型はあくまで便宜上)、肺が膨らめばそれに押されて内臓もめっちゃ移動する。
・呼吸するだけで、そういう動かなそうなところも移動があり、可動式であり、それを知るだけでだいぶ役に立った。
・その移動、動きを邪魔しないで、動きたいように動かさせてあげることで呼吸がしやすくなった。

これをもっと喋り言葉にして繋げてジェスチャー。

無事合格をいただきました(笑)


これらを頑張ってちゃんと単語を使うとどうなるか。
本を片手に、できる範囲でやってみます。



肋骨などで構成される胸郭の中にあるが、横隔膜が下がることによって引っ張られます。引っ張られた時に、口付近にあった空気が引き込まれ、肺に入ります。
肺が膨らむことで胸骨鎖骨も動きますが、大胸筋僧帽筋三角筋(も?かな?)が固まっていると動けなくなり、空気の入る量が減ってしまいます。そして苦しいです。
他にも、肺が膨らむことで内臓は移動したいのに腹直筋などが固まっていると、内臓たちは行き場が無く、肺も膨らめる範囲が狭まってしまいます。
さらに!
胸郭を背面から見ると脊柱12(24?)の肋骨たちが出会い、肋椎関節になっていて胸椎を構成しています。
関節、なのでそれら全てが動きます。その周りを覆う筋肉たちwが固まっていても、息は吸いづらいですね!

…と、有名どころなメンバーしか出てきませんでしたし、背面に至ってはなんもわかっていないことがわかりました(笑)

単語を使っても説明できるように、というより、名前わかって理解した方が自分の中でワンパックで話が進むというか…そして複雑な話もついていけるようになって説明ができるようになりそう、なので話術だけでなく、知識も増やしていけるよう、とにかく頑張ります(笑)

…単語や名称はレッスンに使うためというより自分のためだな。肝に銘じて。


以上、2本目でした!



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2022.04.09 (Sat)

【口述課題】ATの原理を一つ選び説明せよ ~抑制~

ようやくお初の提出になります(笑)

書きたいことは山ほどありましたが、なんだか作品意識が高く、がっつり時間をかけたくなってしまっておりました。
シンプルに…!!やるぞッ!!!

1月から学び始めて、まずぐぉぉぉぉぉ…となるかと思いきや、とってもしっくりきています。


今回は4月の頭に受けた口述試験の課題の1つ。『アレキサンダー・テクニークの7つぐらいの原理のうちの任意の1つを自身の経験を交えて説明』を文字に起こしておくことでレポートとさせていただきます。


ところで…もう略していいですか(笑)
以後、アレキサンダー・テクニーク=AT でいきます。

ATの原理、というものはいくつかあるらしく、大まかに7つぐらい。
なぜこんなに曖昧な個数なのかと言えば、本や人によって書き方が異なっていたり、進化して言い方が変わったり細分化されたりしているから…だったかな(笑)


代表的なのはこちらの7つ。

・インヒビション inhibition (抑制)
・プライマリー・コントロール(初源的協調作用)
・ディレクション direction(方向性)
・感覚評価は当てにならない
・習慣の認識(観察)
・心身統一体
・意識的建設的コントロール(使い方は機能に影響する)

今回の口述試験では、この中のどれか一つを選んで、自分の経験を交えて説明せよとのことで、私は抑制(inhibition)を選びました。

抑制!といわれると、なんだかとてもアレな感じがしますよね。
禁止とか、否定とか、後に罰があるとか、とりあえず固まってしまいそうなイメージがあります。

でもここで言う抑制は、そんな悪いヤツじゃないです(笑)

例えば私の場合、中学生の頃マーチングをやっていました。
当時、ベルを地面と並行に構えるというのは絶対で、になるまで練習していました。
その時の私にとっては必要な良い癖だったわけです。

中学を卒業し、マーチングをやらなくなりました。
いろいろ学んでいくに従って、体にあった楽器の角度というものを知り、わざわざつけたその癖がウルトラ邪魔になりました。

そんな時!無理のない姿勢で吹くにあたり『ベルを上げない』というのが抑制…っぽく感じてしまいますが、なんと違いまして、それはただの禁止でございます。

その行為(=ベルまっすぐ)自体を禁止するのではなく、その癖が発生してしまうことを抑制する。
そのために、代替案を用意し、それを発動させます。

私の場合は『楽器の重さを感じながら持ち上げる』という代替案がハマり、ベルまっすぐ癖の発生を抑制することができました。
今となっては鎮圧できています(笑)


そんなふうに理解しております。


説明をすると、理解がとても深まりました。
なので他の6つも書きたい…と思ってはいますww


以上、1本目でした!!祝!!!



↓押してみてください(笑)
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